医者に「スポーツを休め」と言われ、休養している時にこそできること

スポーツに怪我はつきものです。

スポーツという言葉を思い浮かべたとき
本気で取り組んでいる方にとっては

「スポーツ=怪我との戦い」
ということを感じていると思います。

そして実際に体に痛みを感じて、
病院で診察を受けた時
ドクターから「休みましょう」と言われた場合
皆さんはどうしますか?

そんな時、よく聞かれる話として
「レギュラー争いをしている今休むわけにはいかない」
「休んでいる間に下手になったらどうしよう」

などといった様々な理由で休みたくないという
気持ちを持っている選手は多いです。


本日はそんな時にどう考えていくべきかについてお話しします。


怪我をして病院に行ったとき

一般の病院に行けば基本的には
「痛みがあるのであれば練習を休んでください」と言われます。
(スポーツ特化の病院であれば結果は違うかもしれません)


ではなぜ病院に行けば
休めと言われるのでしょうか?

それは「怪我や痛みを早く治すため」です。

そんなことは当然ですよね?
言われなくても分かっていると思います。
でも本当に考えて欲しいのはその一歩先の部分なのです。


あなたを診察してくれたドクターは
あなたの体を早く治すことを最優先に考えます。

この先試合が控えているとか
休むと技術が落ちてしまう
などといった事情のことは
あまり考えてもらえません。

ドクターはスポーツの専門家ではなく治療の専門家ですから
一番安全で一番早く治る方法を提案します。

早く治るわけですから、それ自体は良いことです。


でもスポーツを頑張っている人には
先ほど書いた通り諸事情により休みたくないことがあります。
ですので、スポーツの現状に合わせた治療計画を望むのであれば
スポーツ特化の病院に行くべきです。

そうすれば「痛みが出たならとりあえず休め」とは言われないでしょう。


でもそんなスポーツ特化の病院の先生にも
休めと言われた場合はどうすればいいでしょうか?
病院で医者からスポーツ禁止と言われた
その時は当然休んでください。
スポーツ特化の医者が言うなら間違いありません。

休みましょう!


そして、ここで言わせていただきたいのは
ただ休むだけではもったいない
ということです!


前置きがかなり長くなりましたが
本日書きたかった内容はここからです!


スポーツ障害でどうしても練習を
休まなければいけないときは

転んでもただでは起きない
この精神を持って治療に取り組んでください!


ということで休養中にこそできることを紹介していきます。
次のようなことを積極的に行っていきましょう。

・怪我の研究
・柔軟性を上げる
・イメージトレーニング
・患部以外の筋トレ



怪我の研究

今回痛めてしまった原因と予防法を研究します。
痛みが無くなると怪我をしていたことを忘れて
そのままスポーツ復帰してしまう人がいますが

一度なってしまった怪我は
何度も繰り返してしまう可能性があります。

これはクセになるという話ではなく
プレーの中や練習の中に
痛みが出る原因があると考えてください。

何も考えずに以前と同じプレーや練習をしていると
高い確率で痛みは再発します。

休んで痛みが無くなったら
それで解決ではありません!


休んでいる間に痛みの原因をしっかり調べ
復帰後の再発防止についてしっかりとした
プランを立てましょう。


柔軟性を上げる(関節可動域の拡大)

練習前後にてストレッチをするとは思いますが
このストレッチは怪我をしにくくしたり
疲れを流しやすくするために行います。

そのため通常の練習前後のストレッチでは
柔軟性上昇による可動域の拡大を
期待することはできません。

休みを取っている今がチャンスです。
痛みの出ている場所に負担をかけないよう注意しながら
この機会に可動域拡大を狙いましょう。


イメージトレーニング

イメージトレーニングは
学生の間はあまり意識されないことが多いですが
競技レベルが高くなるほど重要視されます。

スポーツにおいて体を鍛えることは重要ですが
それと同じくらいに重要なことが
脳を鍛える事なのです。


体の動きはすべて脳が管理しています。
「脳でイメージできないことは、体でもできない」
これは当院に治療にくる選手に私がよくかける言葉です。

怪我での休養時間を利用して
イメージトレーニングを始めてみましょう。

患部以外の筋トレ

怪我をしたとしても
痛めている場所以外は積極的に動かすべきです

患部に負担がかからないところの
筋力トレーニングを行いましょう。

ただし、トレーニングにより負担がかかると
競技復帰が遅れてしまう可能性もあります。

トレーニングの可否は自己判断ではなく、
必ずドクターと相談して行って下さい。スポーツ休養中のトレーニング

良くある質問としては

仮に片足を怪我した場合に
反対の足ばかり鍛えてもいいのか?

ということあります。

これについては全く問題ありません。

怪我が治り両側を使うようになると
左右の筋力差は自然と揃ってきます。

ある程度揃ったところで
筋力バランスをとればいいので
片足だけをどんどん鍛えても構いません。

左右の差よりも上下の差と
裏表の差を気にした方が良いでしょう。

最後に

スポーツを休んでいる間も
できる事はたくさんあります!


私自身も学生時代に足首の怪我で
休まなければいけない状況を経験したので
休めと言われた時に復帰を焦る気持ちも分かります。

でも怪我の復帰後に競技レベルが上がった
という選手もかなり多くいます。


今の自分に何が必要で何ができるのか
ということをじっくりと考え
スポーツ障害と向き合いましょう。


当院では復帰に向けたアドバイスを積極的に行っています。
休むことに不安を感じている選手の皆さんは
ぜひ相談してください!


本日の記事は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。